防虫剤の臭いが洗濯しても取れない【取り方6パターン】ナフタリン臭い人や服は注意

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防虫剤の臭いが洗濯しても取れない!服についた防虫剤臭の取り方

衣替えしたら服が防虫剤臭いんです。洗濯しても防虫剤のにおいが取れない場合はどうしたらいいの?
ナフタリン臭い人と思われたくないです…。

今回は、服や着物、バッグなどに付いた防虫剤臭の悩みにお応えします!

この記事を読むと分かること
  • 防虫剤のニオイは人に害がある?
  • 衣類についた防虫剤臭を消す6つの方法
  • 防虫剤の効果的な使い方

防虫剤の独特の匂いは自分だけでなく周囲の人も気づくおそれがあります。

電車の中で『防虫剤臭い人』に遭遇したことがある人もいるでしょう。

この記事では、洗濯しても取れない防虫剤の臭いニオイの取り方を6つ紹介します!すぐに匂いを取って服を着たい方に向けた方法もありますよ。

洗濯しても取れない防虫剤のニオイに害はない?

洗濯しても取れない防虫剤のニオイに害はない?

防虫剤は化学薬品の独特の匂いがしますが、防虫剤臭い服を着ていても大丈夫なのかまず説明しておきたいと思います。

防虫剤の成分は化学薬品なので、体に取り込まないように気をつけてください。

主にナフタリンやパラジクロロベンゼンで、場合によっては頭痛やめまい、吐き気、下痢などを起こすこともあります。

ニオイが強くて気になるほどであれば、目や鼻、皮膚から体に良くない成分が入ってしまう可能性があります。

衣替えで久しぶりに出す服や、オークションで購入した服などもし防虫剤臭ければ、においを落としてから使用するようにしてくださいね。

近年は無臭成分の防臭剤が主流なので、今後は無臭タイプものを使うようにするといいですよ。

【取り方6パターン】衣類についた防虫剤臭を消す方法

衣類についた防虫剤臭を消す方法

それでは防臭剤のニオイを取る6つの方法を紹介しますね!

  1. 風通しの良い日陰で干す
  2. 酸素系漂白剤を入れて洗濯
  3. 蒸気を当てる(スチームアイロン、入浴後のバスルーム)
  4. ヘアドライヤーの冷風を当てる
  5. 冷蔵庫やお部屋の脱臭剤を使う
  6. ドライクリーニングに出す

今すぐにニオイを取りたいという緊急の方は『④のヘアドライヤーの冷風を当てる』を見てください。

それでは1つずつ説明していきますね!

①:風通しの良い日陰で干す

ハンガーに掛けて、風通しの良い日陰に2,3日干しておくだけです!

防虫剤臭い原因は主にナフタレンやパラジクロロベンゼン、樟脳(しょうのう)ですが、これらは揮発性なので風通しの良いところに干しておけば気化が進みにおいが取れます。

風通しのよい場所に干せない場合や部屋干しになってしまう場合は、扇風機を当てるといいですよ!

急ぎでなければこの方法が一番かんたんで服も傷めないのでおすすめです。

繊維の奥まで入り込んだにおいは干すだけでは取れないこともあるので、その時は他の方法も試してくださいね。

防虫剤による衣服の変色を防ぐため太陽の当たる場所には干さないようにしましょう

②:酸素系漂白剤を入れて洗濯

洗濯可能な衣類なら、いつもの洗濯に酸素系漂白剤を追加して洗いましょう!

酸素系漂白剤を投入するだけなのでかんたんですし、防虫剤の臭いが取れやすくなりますよ。

酸素系漂白剤は、デリケートな絹や毛にも使用できる液体タイプが気軽に使えます。

液体タイプであれば、花王の人気商品ワイドハイターEX パワーがおすすめです。ワイドハイターPROは毛やシルクなどのデリケートな素材には使えませんが、EXパワーは使用可能です!

防虫剤の匂いが臭すぎる場合は繊維の奥に成分がこびりついてしまっているので、つけ置きをしてから洗濯するといいでしょう。
ぬるま湯を注いだ洗面器やバケツに洗濯洗剤と酸素系漂白剤をいれて、衣類を1時間ほどつけ置きします。そのあとは普通に洗濯するだけです。

③:蒸気を当てる(スチームアイロン、入浴後のバスルーム)

防虫剤のニオイはスチーム効果で脱臭できるので、スチームアイロンをかける or 蒸気に満ちたバスルームに干す!

蒸気が繊維にこびりついたニオイを浮き上がらせ、蒸気と一緒にニオイの成分まで飛ばしてくれます。

  • スチームアイロンの場合:衣類から3cmほど離して全体にスチームを当てる
  • バスルームの場合:入浴後の湿気のあるお風呂場に一晩干すだけ

あとは湿った服を、風通しの良い日陰で乾かせば完了です!

お風呂場の蒸気がスチームアイロンの代わりになります!お風呂上がりにやってみましょう!

④:ヘアドライヤーの冷風を当てる

『今日着る服が防虫剤臭い!なんとかしたい!』そんな急ぎの時は、ヘアドライヤーの冷風を当てるといいですよ!

繊維の奥にこびりついたニオイは取り除けませんが、表面の臭いを飛ばして消すことができるので応急処置に用いるといいですよ。

ヘアドライヤーを冷風にして全体に風を当てるだけです。

スチームアイロンと違ってドライヤーの温風は熱だけで湿気がありません。布を傷めやすいので注意してください。

⑤:冷蔵庫やお部屋の脱臭剤を使う

無香料のお部屋の消臭剤、冷蔵庫用の脱臭剤を利用しましょう!

ビニール袋やゴミ袋に、脱臭剤と衣類を一緒い入れて密封するだけです。

翌日には大概匂いが取れているので、着たい服がある場合は前日から仕込んでおくといいですね。

バッグに付いた防虫剤臭もまずはこれで除去できるか試してみてください!

⑥:ドライクリーニングに出す

時間がある場合は、ドライクリーニングに出してみてください。

洗濯、スチームアイロンを自分でやるのが面倒な場合や、デリケートな素材や着物などの大切な衣類はクリーニング屋さんに相談するといいでしょう。

お店によっては特別なクリーニングがある場合も。

ですが、クリーニング屋さんは脱臭、消臭の専門業者ではないので確実にニオイが取れるとは限りません。

急いでない場合や任せてしまいたい場合は相談に行ってみてくださいね。

番外:消臭スプレー(ファブリーズなど)

よく知られている衣類や布用の液体消臭スプレー(ファブリーズなど)は、防虫剤の臭い原因には効果がありません。

ニオイを一瞬ごまかすことができますが、風や蒸気、洗濯と違って、匂いの成分が飛んでいくわけでも洗い流せるわけでもありません。

防虫剤の効果的な使い方

防虫剤の効果的な使い方

防虫剤の臭いにおいに悩まされないように、防虫剤の効果的な使い方を説明しておきますね。

  1. 無臭タイプを利用する
  2. 用途に合ったものを選ぶ
  3. 衣類の上に置く、間隔をあけて吊り下げる

1つずつ説明しますね!

①:防虫剤は無臭タイプを選ぶ

近年は無臭タイプの防虫剤が主流なので、あえて匂いのある防虫剤を選ばなければ大丈夫です。

防虫剤は昔は匂いのあるものしかありませんでした。明治時代は樟脳(しょうのう)、大正時代はナフタリン、昭和時代はパラジクロロベンゼンが主流でした。

無臭タイプであろうが防虫効果は変わりませんので、匂いに悩まなくて済む無臭タイプを使うようにするといいですよ。

②:防虫剤は用途に合ったものを選ぶ

防虫剤は用途に合ったものを選び、記載されている要領を守って使用しましょう!

衣装ケース用は衣装ケースに、タンス用はタンスに使用するなどです。

なぜなら、それぞれの平均的な広さに合わせて薬剤を配合しているからです。

引き出しと衣装ケースでもサイズが違いますので、防虫効果を期待するならメーカー指定の使用用途に従うといいですよ。

③:置き型は衣類の上に、吊り下げ型は間隔をあける

引き出しや衣装ケースに入れるタイプは、衣類の上に置きましょう。

防虫成分は空気より重たいので、上に置けば空間全体に行き渡りますね。

タンスやクローゼットなら防虫成分が均一に広がるよう間隔をあけて吊り下げると効果的ですよ。

どちらにしても衣類をギュウギュウに詰めると防虫成分が行き渡らなくなってしまうのでほどほどに収納しましょうね!

洗濯しても取れない防虫剤臭の取り方【まとめ】

防虫剤臭い衣類の扱い方について解説してきました。

まとめ
  1. 風通しの良い日陰で2,3日干す
  2. 酸素系漂白剤を入れて洗濯
  3. 蒸気を当てる(スチームアイロン、入浴後のバスルーム)
  4. ヘアドライヤーの冷風を当てる(緊急時)
  5. 冷蔵庫やお部屋の脱臭剤と一緒に袋に入れる
  6. ドライクリーニングに出す

防虫剤は化学薬品なので衣類が臭い場合はニオイを落としてから使用しましょう!

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